スペインワインへの誘い(その①~赤ワイン)

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さて、スペインと言えば何を思い浮かべますか? 闘牛ガウディの建築物パエリア、などなど魅力的なものが沢山ありますが、ワインを思い浮かべる方も結構大勢いらっしゃるのではないでしょうか?

スペインワインの特徴

スペインのワインと言えば、やっぱり赤が代表的ですよね。それもスペイン原産のブドウ品種テンプラニーリョですよね。スペインの赤ワインの特徴は、フルボディーアルコール度数は高め(13度~14度)、しっかりしたタンニン(渋味)を感じさせ、熟成によりさらに味わいが向上する、といったところでしょうか?

渋味の決め手、タンニン

赤ワインの味わいを決める大事な要素は渋味ですが、その渋味の素になっているのがタンニンという物質です。タンニンはブドウの果皮や種子に含まれており、赤ワインの醸造の過程でワインの中に溶け込みます。従って、果皮が厚いほど、より多くのタンニンがワインの中に溶け込むことになります。

 

大陸性気候

イベリア半島の内陸部には、メセタと呼ばれる平均海抜が700m前後の広大な乾燥した台地が広がっています。そこは海岸から離れていることから大陸性気候となっており、昼夜の寒暖差が激しく、時には昼と夜の気温差が30℃以上にもなります。夏でも日が暮れると急に冷え込み、ブドウはその実を寒さから守る為に分厚い皮をつけるようになるのです。これがしっかりしたタンニンを含むワインができる秘訣なのです。

また、スペインは太陽の国と呼ばれるように、晴天に恵まれています。ブドウは陽をいっぱいに浴びて、光合成により多くの糖分をその実の中に蓄えます。ワインの醸造の過程で、酵母の働きによって糖分がアルコールと二酸化炭素へと変化します。従って、糖分が高いとアルコール度数も高くなり、しっかりした果実味のあるフルボディーの赤ワインが出来上がるという訳です。

 

まとめ

ここまで知れば、スペインのワインはその土地の特徴をよく表しているということがご理解頂けるのではないでしょうか? 皆さんも、スペインの太陽と大地を思い浮かべながら、スペインの赤ワインを楽しんでくださいね。