1982年にこの地域がD.O.として認定された際は、僅か24のワイナリーでスタートしましたが、現在では300を超えるワイナリーが運営されています。ブドウの栽培面積は22千ha、年間のワイン生産量は59.0百万ℓにのぼります。この生産量はスペイン国内において、D.O.Caリオハの245.0百万ℓに次ぐボリュームです。

D.O.リベラ・デル・ドゥエロの名前を一躍世界に広めたのは、なんといっても1929年のバルセロナ万博です。この万博で金賞を獲得し、スペインのロマネ・コンティと言われたワインこそ【ベガ・シシリア】です。さらに1980年代前半のアレハンドロ・フェルナンデスの【ペスケラ】の成功がこの地の名声を確実なものとしました。この地域のワインの典型的なスタイルは、濃い外観を持つ、オークの新樽で熟成した果実味に溢れるパワフルな赤ワインです。

この地域で栽培される代表的な品種はティント・フィノ、もしくはティンタ・デル・パイスと呼ばれるテンプラニーリョのローカル・クローンで、栽培面積の約90%を占めています。この地域は、テンプラニーリョ発祥の地D.O.Caリオハよりも標高が高く、それによってブドウが強い紫外線を浴びることから、一般的なテンプラニーリョと比較してより果皮が厚くなり、そのブドウから作られるワインはより濃い外観、より強いタンニンを持つようになります。

D.O.リベラ・デル・ドゥエロの規定により、この地域で造られる赤ワインのブレンド比率は、少なくとも75%がティント・フィノ(もしくはティンタ・デル・パイス)であることが求められており、25%までガルナッチャや国際品種のカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、マルベックなどをブレンドすることが許されています。

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