スペインの北西部に位置する大西洋に面したガリシア州を中心とした地方。1年を通じて雨が降り、年間降水量も多い地域。漁業が盛んで、タコのガリシア風などのシーフードが有名です。ガリシア州の州都、サンチャゴ・デ・コンポステラは、エルサレム、ローマに次ぐキリスト教三大聖地のひとつ。フランス国境のピレネー山脈からスペイン北部を横断して、サンティアゴ・デ・コンポステラに至る巡礼路『カミノ・デ・サンティアゴ』は、日本の熊野古道と姉妹提携をしています。ワインの産地としては、DOリアス・バイシャス、DOバルデオラス、DOリベイラ・サクラ、DOモンテレイ、DOリベイロの、5つのDOが認定されています。

ワインの特徴

青りんごやレモンなどかんきつ類を思わせるフルーティーな、また白い花などフローラルさもあるアロマのあるフレッシュな白ワインが中心。魚介類との相性がよい。代表的なブドウ品種は白が、アルバニーリョ、トレイシャドゥーラ、ゴデーリョ、黒がメンシア。大西洋沿岸のリアス式海岸南部にあるDOリアス・バイシャスでは、アルバニーリョの白が主体(栽培ブドウの約96%はアルバニーリョ)。内陸部のミーニョ川とシル川に沿って伸びるDOリベイラ・サクラとその南にあるDOモンテレイでは、ゴデーリョの白とメンシアの赤が主体。DOリアス・バイシャスよりやや内陸部にあるDOリベイロでは、トレイシャドゥーラの白が主体。ブドウを収穫後に屋内で乾燥させ凝縮した果実から造る甘口のトスタドはリベイロの特産。

料理(ガリシア)

巡礼の旅の終着地点。リアスバイシャス、リベイロといった白ワインと新鮮な海鮮類が長い旅を癒してくれます。

マリアージュ:Salpicon de mariscos gallego

タコやエビなどお好みの魚介類と玉ねぎ、赤・緑ピーマンを細かく切ってマリネしたものです。

盃につがれたリベイロと。