ゴデーリョはスペインはガリシア州原産の白ブドウ品種。1970年代には絶滅の危機に瀕していたが、1980年代に入りこの品種と復活させようという機運が高まり、1980年代半ばにゴデーリョ100%の白ワインがリリースされた。スペインの他の白ブドウ品種(マカベオ、ベルデホ、アルバニーリョ、など)との比較では、栽培面積は極めて小さいものの、特にD.O.バルデオラスで優れたゴデーリョ100%のワインが作られるようになったことから、この品種に対する注目度が近年急上昇している。また、D.O.ビエルソやD.O.リベイラ・サクラでもゴデーリョは白ブドウ品種の中心的存在となっている。

ゴデーリョは発芽が早く、早熟であることから、比較的冷涼な北方の地域もしくは標高の高い地域での栽培に適している。 D.O.バルデオラスでは、ブドウが日光を効率的に浴びることができるよう、川沿いの急斜面(時には傾斜50度にもなる)に多く栽培されている。

他の白ブドウ品種と比較して、アロマは抑え気味であることから、ブドウのアロマを最大限に引き出す為、ステンレススティールタンクで低温発酵させるのが主流。加えて近年では樽熟成や、シュールリーも駆使してより複雑な香りを持つワインも作られている。

ワインの味わいは一般的にドライで酸味はヴィンテージ、ブドウ畑のロケーションにより中から高程度。ボディーはステンレススティールタンクで低温発酵させた早飲みタイプのものは中程度、一方樽発酵にシュールリーを施したものにはフルボディーのものもある。

香の特徴は、リンゴ、ナシ、柑橘系果実に加え、タイムなどのハーブの香りも。これらの香りを十分に引き出すには、少なくとも1年程度は瓶で熟成した方がよいと言われている。

合わせる料理は、早飲みタイプのワインにはガリシア地方の魚介類や野菜。樽熟成したタイプにはチーズやよりしっかりした肉料理との相性がよい。

ゴデーリョのワインはこちらを参照。

ゴデーリョ